わんむすび動物医療基金

飼い主がいなかったり多頭飼育崩壊したりして保護が必要になった動物の医療費の寄付を集めています。

頂いた寄付金は、避妊去勢手術費用や、保護犬猫の医療に助成させて頂きます。

わんむすび動物医療基金について

動物医療に特化した助成を行うことで、
保護活動や多頭飼育崩壊問題の解決に
貢献します

わんむすび動物医療基金とは、飼い主がいなかったり多頭飼育崩壊したりして保護が必要になった動物を対象に、継続的な医療費の寄付を行う事業です。皆様から頂いた寄付のみならず、弊団体で行なっている収益事業の利益も上乗せすることで、より多くの保護動物への医療機会の提供に貢献いたします。
動物の医療費に特化する理由は、個人・団体問わず、保護活動に携わる人に共通する悩みとして挙げられるのが医療費であることと、殺処分問題の解決策として挙げられる避妊去勢手術の実施件数を増やすことが必須であるからです。
手術費用自体これまで行政や民間団体の補助はありましたが、それだけではカバーしきれない現場や対象の方にも支援ができるよう、対象を絞らせていただきました。

わんむすび設立以来重視してきた「保護動物が生まれる原因を少しでも減らすアプローチ」として、避妊去勢手術の促進は必須と考えておりますので、寄付を通じて我々にもできることを少しずつ進めてまいります。
頂いた寄付金は、避妊去勢手術に特化した動物病院であるスペイクリニックや、保護犬猫の医療に力を入れている動物病院等に助成することで、保護動物のケアや、多頭飼育崩壊レスキューなどに活用させて頂きます。動物医療のプロから推薦を頂くことのできる寄付先を厳選し、継続的な寄付を行う形で、動物医療関係者の方々と、動物愛護に興味があっても寄付先に迷うという方々のご縁を一つに結びます。

動物医療費支援の理由

望まない繁殖予防によって、
町の公衆衛生環境向上に貢献します

わんむすびではこれまでペットに関するトラブルの予防に向けて、ペットのための相続や遺言などの相談に取り組んできました。
多くの方々にそうした分野への関心を持っていただけた反面、「将来への備え」以外の支援体制、特に緊急支援を要する分野への貢献に課題を感じていました。
様々な制約の中で自分たちにできることは何か考え、多くの関係者の方々への調査を行なった結果、犬猫の過剰繁殖による課題の解決に向けた基金を立ち上げ、医療費に特化した支援を始めました。
犬猫の不妊治療は、望まない妊娠や出産の予防、乳腺腫瘍など性ホルモンに関する病気や感染症の予防のために行います。
発情中の普段とは異なる行動や鳴き声が見られなくなり、猫も飼い主もストレスが軽減する効果が見られます。
望まない繁殖予防が求められる背景として猫を例に挙げますと、下記の問題が挙げられます。

  • 猫同士の
    怪我や喧嘩

  • 多頭飼育の
    騒音や悪臭

  • 猫の虐待

  • 放置による
    糞尿被害

  • 逃げ出した動物が
    周辺家屋に侵入

  • 殺処分問題

多頭飼育に関する苦情

多頭飼育崩壊解決にかかる期間

環境省「令和元年度社会福祉施策と連携した
多頭飼育対策推進事業アンケート調査」

犬の場合も、多頭飼育崩壊が起これば鳴き声や糞尿など衛生面の被害が深刻化しやすくなります。いずれも明確な答えは徹底した繁殖制限です。そのため現状ではスペイクリニックでの猫の避妊去勢手術促進による過剰繁殖の予防を優先しています。町の生活環境悪化を防ぐ公衆衛生政策として避妊去勢促進や多頭飼育崩壊予防に取り組みますので、動物が飼えないもしくは苦手という方にもメリットがあります。

こうした活動は、動物愛護活動現場の負担軽減にも貢献します。高齢化社会では、飼い主死亡または病気での飼育放棄が最も多く、
それで譲渡必須になった動物への支援が追いついていません。保護したくても医療費がかかるから諦めるという人は多いです。
多頭飼育崩壊レスキューでは、飼い主がいる限りはたとえ飼育環境が悪化していても手術費用を出しにくいことが重要課題の一つです。
そこでわんむすびでは動物医療費に特化した寄付を募ることで、一人でも多くの関係者の皆さんが以下のメリットを享受できるように
活動を進めてまいります。

  • 保護施設・活動家

    保護施設・活動家

    医療費の負担が緩和され、動物のケアに回せる時間や労力を増やせます。 シェルターの修繕や改善などが進んで、保護動物の生活環境が充実します。

  • 動物病院

    動物病院

    費用面での制約が減れば、必要な時に迅速な治療ができるチャンスが増えます。特に避妊去勢手術の場合、短期間で特定地域での一斉手術がしやすくなります。

  • 寄付者

    寄付者

    医療費というわかりやすい指標を通じて、自分の寄付が役に立っているという実感を得られます。
    自分では探しにくい動物愛護活動の情報が手に入ります。

ご寄付の方法

募金箱、銀行振込からお選びいただけます

頂いた寄付金は、わんむすびでの収益事業の利益を上乗せして、複数の動物医療や動物愛護のプロが推薦する団体や動物病院に年額で一定の助成に充てさせて頂きます。その枠内で先着何頭の動物に、どんな医療を受けられるか決定させて頂きます。 ご寄付につきましては、募金箱のご利用、わんむすび法人口座へのお振り込みいずれかとなります。 「動物が好きなので継続的な活動に関わりたい!」という方は、事務局ボランティアや学生インターンへのご参加も歓迎します。

募金箱

現在わんむすびでは、動物医療基金募金箱と基金紹介カード(名刺サイズ二つ折り)の設置にご協力頂けるお店を募集しております。スペースに限りがある場合は、基金紹介カードのみの設置も歓迎します。 募金箱の設置にご協力いただいたお店は、活動ブログにてご紹介させて頂きます。単発イベント等での募金も大歓迎です!

銀行振込

寄付金のお振込先は下記の口座となります。

  • 三井住友銀行 京都支店
    普通預金 9448877
    シヤ)ワンムスビ

  • 滋賀銀行 京都支店
    普通預金 949870
    シヤ)ワンムスビ

  • みずほ銀行 京都支店
    普通預金 30865587
    シヤ)ワンムスビ

※手数料はご寄付をいただいた方の負担とさせて頂きます。

コラボ商品・サービス開発

商品やサービスの売上の一部を動物医療基金に寄付する形でのコラボにご協力頂ける店舗も募集中です。
ペット用品のみならず、飲食、雑貨、イベント出店などの形式も可能です。

ボランティア・学生インターン

社会人の方々が本業の合間を縫って活動に参加したり、学生さんのインターンシップとして現場での学びを得たりしながら経験を積む「手を動かす支援」という形での貢献も大歓迎です。

●動物愛護や動物福祉分野のリサーチ、現場の取材
●広報やPR、情報発信のサポート
●事業の企画や運営のサポート

助成先のご紹介

びわ湖
ハッピーにゃんず
プロジェクト

びわ湖ハッピーにゃんずプロジェクトとは、滋賀県の保護活動グループ「多賀にゃん」様と、滋賀県野洲市などで啓発イベントを開催している「びわ湖わんにゃんマルシェ」様と、岐阜市を拠点に外猫に特化した避妊去勢手術サービスを提供する「にじのはしスペイクリニ ック」様合同で地域の野良猫過剰繁殖問題に取り組むプロジェクトです。

プロジェクト運営団体

2018年に多賀町で活動をスタートした多賀にゃん様は、地域猫(TNR)活動にを中心に地域の犬猫相談に取り組まれておられます。 2021年2月に彦根城周辺の飼い主不明猫への一斉繁殖制限手術をきっかけにびわ湖ハッピーにゃんずプロジェクトを立ち上げて、 2021年8月に滋賀県初のスペイクリニックを開院しました。

診療所の最大の特徴は、ワゴン車を改造した出張手術室「ニコワゴン」を用いることで、これまで動物病院の診察を受けにくかった地域でも迅速かつまとまった手術をこなせるようになったことです。早期不妊手術が周知され広まることで、猫を介した諸問題削減、 飼い主不明猫減少など多くのメリットが生まれます。多賀町には毎月第4日曜日に出張しますが、お急ぎの場合は岐阜市の本院での手術も受け付けています。

またさくら猫(地域猫)となった子たちの見守り、さくら猫が暮らす周辺の清掃活動等も継続しながら、人も猫もハッピーに暮らせる街を未来に届けるため、日々奮闘中です。

手術を受けられる対象地域

  • 彦根市
  • 近江八幡市
  • 東近江市
  • 蒲生郡
  • 犬上郡
  • 守山市
  • 野洲市
  • 米原市
  • 長浜市

上記在住の保護活動家もしくは保護猫の飼い主になられた方です。
当基金では以下の条件で手術費用を助成しています。

対象動物

野良猫(TNR)対象。耳カット必須。

手術頭数

一人あたり1回2頭まで

手術場所

にじのはしスペイクリニック多賀診療所もしくは岐阜本院

助成費用

※毎月決まった予算枠を設け、使い切り次第受付終了となります。もし予算を使い残した場合は、翌月の予算枠に持ち越します。

利用方法

両院とも完全予約制となります。

※受付の際に運転免許証などの身分証明書で居住地と本人確認を取らせていただきます。

診療所の最大の特徴は、ワゴン車を改造した出張手術室「ニコワゴン」を用いることで、これまで動物病院の診察を受けにくかった地域でも迅速かつまとまった手術をこなせるようになったことです。早期不妊手術が周知され広まることで、猫を介した諸問題削減、 飼い主不明猫減少など多くのメリットが生まれます。多賀町には毎月第4日曜日に出張しますが、お急ぎの場合は岐阜市の本院での手術も受け付けています。

またさくら猫(地域猫)となった子たちの見守り、さくら猫が暮らす周辺の清掃活動等も継続しながら、人も猫もハッピーに暮らせる街を未来に届けるため、日々奮闘中です。

手術を受けられる対象地域

  • 彦根市
  • 近江八幡市
  • 東近江市
  • 蒲生郡
  • 犬上郡
  • 守山市
  • 野洲市
  • 米原市
  • 長浜市

上記在住の保護活動家もしくは保護猫の飼い主になられた方です。
当基金では以下の条件で手術費用を助成しています。

対象動物

野良猫(TNR)対象。耳カット必須。

手術頭数

一人あたり1回2頭まで

手術場所

にじのはしスペイクリニック多賀診療所もしくは岐阜本院

助成費用
  • 多賀診療所にて手術の場合
  • 1頭あたり4,000円
  • 岐阜本院にて手術の場合
  • 1頭あたり2,000円

※毎月決まった予算枠を設け、使い切り次第受付終了となります。もし予算を使い残した場合は、翌月の予算枠に持ち越します。

利用方法

両院とも完全予約制となります。

※受付の際に運転免許証などの身分証明書で居住地と本人確認を取らせていただきます。

獣医師が立ち上げた地域猫、TNR、飼い猫の過剰繁殖などの猫の総合支援センターです。
モットーは「獣医師とつくろう!人も猫も笑顔で共生する社会」です。具体的な事業内容はセンター内スペイクリニックでの不妊去勢手術促進やその啓発活動、助成金構築、地域の学生さん向けの出張授業、保護猫の譲渡活動などです。

クリニックには手術見学コーナーや交流の場が設けられており、猫に携わる方々の学びの機会も豊富です。併設の保護猫カフェのご利用や譲渡を通じて、保護猫を助けるだけでなく、不妊去勢手術助成を通じてさらに多くの猫たちを助ける仕組みが実現しました。院長先生による漫画やイラスト、絵本などからも猫に関する基礎知識をわかりやすく学べます。

手術費用は、飼い猫、野良猫問わず雄猫・雌猫いずれも一頭あたり3,300円の助成を行なっています。それでも難しく緊急性の高いケースでは無料手術支援を行なっています。この助成によって、費用の問題で手術を躊躇しておられた多くの飼い主さんや活動家さんが手術を決意され、着実に避妊去勢手術実施頭数を増やしています。 手術対象はこうした支援を希望される、全ての5ヶ月齢以下の飼い猫・野良猫かつ乳歯の残る幼齢猫です。全ての歯が永久歯に生え変わっている猫や成猫の乳歯遺残は対象外です。支援を受ける猫は、飼い主でも耳カット必須です。他の助成制度との併用は自治体・民間団体の制度いずれも併用不可です。これらの条件に合致していれば八尾市外、大阪府外からのご依頼も可能です。

猫は4ヶ月齢でも発情・妊娠できますので、早め早めの手術を推奨しています。早期不妊去勢手術の促進キャンペーンも随時開催しています。弊団体ブログでも随時情報提供させて頂きますので、猫の避妊去勢手術のことで少しでも気になることがございましたらお気軽にお声がけください!

京都市にある京都動物愛護センター様を拠点にした動物愛護事業推進を目指して設置された「京都市動物愛護事業推進基金」(通称:京都市人と動物が共生できるまちづくり基金)への寄付を通じて、事業の充実に貢献します。

京都動物愛護センター様では、ボランティアスタッフとの協働のもと、収容動物の健康状態に配慮した適切な飼養管理、譲渡の推進、子猫の一時預かりなどを通じて、一頭でも多くの命を救えるような取り組みを進めています。また災害時における動物の保護や収容、講座や避難訓練等の啓発、動物用の食料や医薬品等の備蓄など、ペット防災への対応も強化しています。

イベントでは、譲渡会、飼い方教室、動物愛護に関する啓発のほか、毎年の動物愛護週間(9月下旬)に京都動物愛護フェスティバルを開催しています。小学生以下の子供向けには、犬を連れて出向く授業「きょうとアニラブクラス」の開催や、動物愛護教育の教材の配布などを行なっています。

動物保護団体「アニマルレフュージ関西」(通称アーク)は、イギリスから英語教師として来日したエリザベス・オリバー代表が個人で動物の救助にあたっていたのがきっかけで1990年に創設されました。阪神淡路大震災では600頭を越える動物のレスキューを行い、全国的に知られる動物保護団体となって以来、設備や支援体制が充実するようになりました。その後も能勢町、兵庫県丹波篠山市、 東京などを拠点に犬、猫、ウサギなどさまざまな動物を受け入れ、創立以来累計6,000頭以上の犬猫が新しい家庭に旅立ちました。

日本初の英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)協会員に認定され、海外からのボランティアや支援も多いです。動物福祉先進国の基準を満たす施設で、さまざまな事情を抱え、行き場を失った動物たちを保護し、医療ケアやトレーニングなどをして、里親を探す活動を行なっています。

日本初の英国王立動物虐待防止協会(RSPCA)協会員に認定され、海外からのボランティアや支援も多いです。動物福祉先進国の基準を満たす施設で、さまざまな事情を抱え、行き場を失った動物たちを保護し、医療ケアやトレーニングなどをして、里親を探す活動を行なっています。 また動物の権利を主張し、動物の問題を改善し、動物保護法制定のための活動や、動物福祉に関する講演にも力を注いでいます。
活動の支援方法は、定期的な寄付、ボランティア、カレンダーなどのグッズ購入のほか、動物スポンサーとして里親を見つけるのが非常に困難な子の医療費や食費などの寄付といった選択肢があります。わんむすびでは特に困難な状況に置かれた動物たちの医療費等の寄付を通じて、微力ながら現場の支援に貢献いたします。